こんにちは。
観劇三昧OLです。
お久しぶりの更新になりました。
今回は、先日無事に千秋楽を迎えたミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の感想です。
心に残ったキャストさんについて語り散らかし、ポスターデザインについて妄想を膨らませる回となっています。
それでは、
レッツゴー!
概要
キャスト
ロミオ(Wキャスト) 黒羽麻璃央
甲斐翔真
ジュリエット(Wキャスト) 伊原六花
天翔愛
ベンヴォーリオ(Wキャスト)味方良介
前田公輝
マーキューシオ(Wキャスト)新里宏太
大久保祥太郎
ティボルト(Wキャスト) 立石俊樹
吉田広大
死(Wキャスト) 小尻健太
堀内將平(K-BALLET COMPANY)
キャピュレット夫人 春野寿美礼
乳母 原田薫
ロレンス神父 石井一孝
モンタギュー卿 宮川浩
モンタギュー夫人 秋園美緒
パリス 兼崎健太郎
ヴェローナ大公 岡幸二郎
キャピュレット卿 松村雄基
R&Jダンサー
新井智貴
KOSUKE
酒井航
高木勇次朗
谷森雄次
徳永大輝
仲田祥司
永松樹
早川一矢
松平和希
矢内康洋
渡辺謙典
伊藤香音
井上真由子
北田涼子
弓野梨佳
今野晶乃
斎藤葉月
齊藤恕茉
七理ひなの
杉原由梨乃
谷さくら
平井琴望
森本さくら
スウィング
竹廣隼人
本田大河
魚澄陽香
樽谷笑里奈
あらすじ
代々憎しみ合うモンタギュー家とキャピュレット家。ひょんなことで両家の若者、ロミオとジュリエットが出会い恋に落ちる。乳母や神父に助けられながら結婚式を執り行うも、両家の若者達の争いによりロミオはキャピュレット家の跡取り、ティボルトを殺害してしまう。
大金持ちのパリス伯爵と結婚させられそうになるジュリエットは、追放処分となったロミオと街を出るために神父様に助けを求める。神父様はジュリエットに仮死状態になれる薬を渡し、ジュリエットが横たわる霊廟へロミオを呼び寄せるという策略を立てる。
しかし、ジュリエットが仮死状態だという連絡はロミオには届かなかった。
ジュリエットが亡くなったと勘違いしたロミオは、ジュリエットが眠る横で毒薬を飲み自ら命を絶つ。
その後すぐに目覚めたジュリエットも、彼なしでは生きていけないとロミオが持っていた短剣で自らの命を絶ってしまう。
詳しいあらすじはこちら→https://www.rj-2021.com/story(ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」公式サイト)
今まで観劇したキャスト組み合せ
今まで2017年、2019年とミュージカルロミジュリ観てきましたが、今回が一番フレッシュだなと感じました。
過去私が観てきたキャストさんたちはこちら
2017年2月27日 13:30公演
ロミオ 大野拓朗
ジュリエット 生田絵梨花
ベンヴォーリオ 馬場徹
マーキューシオ 平間壮一
ティボルト 広瀬友祐
死 宮尾俊太郎
2017年3月4日 12:30公演
ロミオ 古川雄太
ジュリエット 木下晴香
ベンヴォーリオ 馬場徹
マーキューシオ 平間壮一
ティボルト 渡辺大輔
死 宮尾俊太郎
2019年4月2日 13:30公演
ロミオ 大野拓朗
ジュリエット 木下晴香
ベンヴォーリオ 三浦涼介
マーキューシオ 黒羽麻璃央
ティボルト 渡辺大輔
死 宮尾俊太郎
なんとここまで死は宮尾さん縛り!
主役の2人以外キャストには拘らずにチケットを取っていたのでこのような結果に。
こう見ると、今年のキャストは大きく変わりましたね…。
パンフレットに記載がありましたが、若者チームはダンサーも含めU30で集めたそうです。そりゃフレッシュだわ。
私が今年観に行っていたのはこちら。
2021年7月3日 17:00公演
ロミオ 甲斐翔真
ジュリエット 天翔愛
ベンヴォーリオ 前田公輝
マーキューシオ 大久保祥太郎
ティボルト 吉田広大
死 堀内將平
2021年7月10日 12:00公演
ロミオ 甲斐翔真
ジュリエット 伊原六花
ベンヴォーリオ 前田公輝
マーキューシオ 大久保祥太郎
ティボルト 吉田広大
死 小尻健太
2021年7月10日 17:00公演
ロミオ 黒羽麻璃央
ジュリエット 天翔愛
ベンヴォーリオ 味方良介
マーキューシオ 新里宏太
ティボルト 立石俊樹
死 堀内將平
当初は7月3日、10日共にソワレのみ観劇の予定でしたが、周りの方々があまりにも六花ジュリエットをオススメしてくるので気になってしまい10日のマチネを買い足しました。
結果大正解ですよ。
3回中、10日のマチネが1番好きでした。
歌の安定感、芝居の細やかさが素晴らしかったです。
若手がメインを張る舞台を観に行くときはいつもなぜかハラハラしているのですが、甲斐ロミオ×六花ジュリエットの回はいつしかロミジュリの世界観に没頭できるほど完成されていて、とても安心して観ることができました。
キャスト別感想
ロミオ役 甲斐翔真さん
MAのフェルゼンの時も思いましたが、兎にも角にも顔がいい。声がいい。立ち居振る舞いがいい。
生まれてきて舞台の上に立ってくれてありがとうレベルの逸材です。
ただ、2021ロミジュリ初見時「いつか」で舞台奥から登場する場面を観たときは、意外とその辺歩いてそうな大学生ロミオやな…という印象でした。
やはり私の中で2017年のキラキラ大野拓郎ロミオや、存在するだけでロイヤルな古川ロミオ、更には宝塚の礼真琴ロミオの印象が強すぎたため、「ロミオ=内側から発光している特殊な人種」だったんですよね。
礼さんと登場方法がほぼ一緒だったので余計にキラキラ感を比較してしまいました。
ところがどっこい。2回目の観劇時、キラキラしているではないですか・・・!
大阪初日緊張していただけなのか、舞台を踏む回数が増すごとに自信がついたのか分かりませんが、2回目に拝見した時はロミオ特有のロイヤル感あふれるキラキラが増していてとても幸せな気持ちになりました。
甲斐ロミオで特に心に残ったのは「憎しみ~エメ」の場面です。
歌い終わった後ほんのり笑顔だったんですよね。悲しみのあまりおかしくなったのかと思いました。
ジュリエットの顔を思い浮かべて現実逃避をしているような、この時点ですでに死のうとしているような、危なげな表情でした。
言葉尻だけをつかんで「悲しい」「つらい」と表現するのではなく、追放を言い渡されて絶望の淵に立たされた時にロミオはジュリエットのことを思い出してどのような気持ちになるのか、どのような表情になるのかが考えられていて、グッと惹きこまれた瞬間でした。
MAのフェルゼンの時はどうしても歌で花總まりさんに引っ張られている印象が拭えなかったですが、今回はお歌も素敵でした。
珍しくハイトーンよりも低音が苦手な方なのかな?と当時は思いましたが、今回はそこもクリアされていて、これからが楽しみです!
ロミオ役 黒羽麻璃央さん
さすが三日月宗近。登場からのキラキラはまさにロミオでした。
ロミオって割と高い声のイメージでしたが、まりロミオは低めの声でした。
甲斐ロミオは初見の見た目大学生、声はロイヤルでしたが、まりロミオは逆ですね。
内側から発光してる割に、声は親しみやすい男の人の声でした。作られていない、ナチュラルなお声。
1幕でモンタギュー家のみんなと一緒にいる場面は割とひょうきんで、そのポジはベンヴォ―リオでは…?とも思いましたが、味方さんベンヴォがそれ以上にはっちゃけていたのでバランスが取れていました。
甲斐ロミオと比べてしまうとやはり歌がおおっ…となる部分があるのは否めませんが、
「僕は怖い」、「憎しみ~エメ」のパワフルで必死な感じは、きれいに歌おう正しく歌おうと思えば思うほど損なわれてしまう気がするので、これはこれで一つのロミオ像だなあと思いました。
パワフル・必死かつ美しく歌えたらそれが一番なんですけどね。それはこれから!
みんなで岡幸二郎さんのようになってほしいです。
ジュリエット役 伊原六花さん
最高。
好きすぎる。
かわいい・歌うまい・芝居が細やか
ロミオには心情を吐露する曲が何曲もあるので心の動きが分かりやすいですが、
ジュリエットはそこまでソロも多くないので心の動きは芝居で見せるしかないんだな、
というのに今回初めて気づきました。
特に心に残ったのは、追放が決まったロミオとの初夜を迎える「ひばりの歌声」の場面と、ロミオが亡くなった後の場面。
ひばりの場面は甲斐ロミオと最後の公演ということもあり、最愛の人と引き裂かれる虚しさが切々と伝わってきました。
ジュリエットがロミオに「気を付けていってらっしゃい…」という部分、今までは前からの流れを受けてスッと台詞を言うイメージでしたが、
六花ちゃんは台詞を言う前にクッと息を詰まらせたんですよね。
「・・・、気を付けて」
そうなんですよ!この一瞬の間(ま)!!
行ってほしくない、でも行かないでここにいてとわがままを言ってもどうにもならない、
ロミオを困らせてしまう、自分が絶えなくては…
↑こんな感じの心の動きをあの一瞬の間で感じることができて、なんて繊細で細やかな芝居ができる人なのかと心が震えました。
その後「もう一度キスを・・・!」と戻ってきたロミオが再び離れたとき、
片手を伸ばして身を乗り出して、頭を小さく左右に振って「いやだいやだ」としているのが本当にもういじらしくて切なくて・・・
ジュリエットならこう動くだろうな、こうやって声をかけるだろうな、という私の中の「理想のジュリエット」と六花ちゃんが演じるジュリエットがぴったりと合致していて、
私の中でのベスト・オブ・ジュリエットは六花ちゃんになりました。
本当に好き。
仮死状態から目覚めた後の場面も、心の動きを繊細に演じていて本当に素晴らしかったです。
ロミオが眠っていると勘違いしている部分では可憐で明るくかわいらしいお顔と声
徐々におかしいことに気づき始め、「ロミオ?ねえ起きて?」の部分が少し早口に。焦っているのが伝わります。
ロミオが亡くなっていると気づいた後の歌は涙声で震えてボロボロ。(でも音程は保ってる)
”私もすぐ行くわ” のあたりでロミオが腰につけていた短剣を見つけたあとは、声にハリが出て目が座って、死ぬ覚悟を決めたのがすぐに分かりました。
感情の起伏を歌にうまく乗せて効果的に声色を変えていく様が、私にはとても美しく見えました。
本物のジュリエットが目の前にいて、今まさに人生を終えようとしているように見えました。
はあ・・・。
観てから2週間以上経過していますが、今でも鮮やかに蘇ります。
これがいつもの六花ちゃんのお芝居なのか、甲斐ロミオとラストだったからこそ出来たお芝居なのか私には分かりませんが、本当に良いものを観させていただきました。
六花ちゃんがもし舞台に出ることを望んでくれるのなら、
いろんな作品で彼女のお芝居を観てみたいなと心から思いました。
ジュリエット役 天翔愛さん
可憐という言葉がよく似合う方だなと思いました。
これが初舞台とは思えない度胸。
歌っているときに手をどこにやればいいかわからず出したり引っ込めたり胸の前に何回も置いたりしていて初々しいな~と思いましたが、これもご愛敬!
お声や佇まいは宝塚の娘役さんみたいでした。品がある。羨ましい。
お声の透明感がとても素敵だったので、これからもいろんな作品に出て経験を積んでほしいです!
ティボルト役 立石俊樹さん
出てきた瞬間口が開きました。
え?
顔面の作画が宝塚ですね??
本当に麗しいお顔をされていました。
赤い衣装、ロングヘア
こりゃあモーツァルト!内定ですかね。似合うと思う。
歌は少し警戒していましたが、お上手でいらっしゃる。あれ、マイナスポイントなんてどこにもない。
正直、スター性はロミオよりも強かったです。真ん中が似合う。
ガタイがいいのでアレかもしれませんが、次はロミオどうですか!
”女たちは 僕のことを 追いかけてくる 何もしなくても” って歌詞はあなたの為にありますよ!!
ティボルト役 吉田広大さん
歌うっま!
歌うっま!!
「ティボルト」の最後の部分、どんだけ伸ばせるんですか。どんだけ余韻残せるんですか。
拍手するの忘れそうなぐらい心に染みわたりました。
あとティボルトの曲最難関と言ってもいい「本当の俺じゃない」の ”拳を握り上げ 戦いつづけてる”
の、たたー↑かいーの部分!
裏声にしてしまう人が多い中、ミックスボイス?地声?で力強く出されていて痺れました。
そことは打って変わって最後の部分、”愛する君だけ ジュリエット” は優しい甘い声で歌われていて、ここもまた染みわたるんですよね…。耳が幸せでした。
歌うまは正義。
見た目もゴリっとしてて理想のティボルト像でした。
あと10年ぐらい経ったらジャベールできそうですよね…観たいな…上原理生バルジャンと歌の殴り合いしてほしい…。
疑問点
もやもやと考えていたことがあったので、頭の中を整理するためにも書き残しておきます。
ベンヴォ―リオの立ち位置
以下、宝塚版と区別するために今回のロミジュリは「東宝版」とします。(今回はホリプロさんがメインよ!という突っ込みは置いておいてください。笑)
気になったのは2幕の「決闘」。
宝塚版ではこの曲中でロミオの意見に賛同したベンヴォ―リオが、ロミオと共に戦いをやめさせようと動きます。だからこそロミオとベンヴォ―リオが ”誰もが 自由に 生きる権利が ある” と歌うのだと思っていました。
東宝版では、ベンヴォ―リオも普通にキャピュレット家と殴り合いしてるんですよね。戦いを仲裁しているようには見えませんでした。
しかし、宝塚版と同じくロミオと共に ”誰もが 自由に 生きる権利が ある” と歌っています。
戦うも自由、戦わないも自由、と歌っているのか、
ロミオの意見に賛同したいけれど目の前にキャピュレットがいると争わずにはいられなくて葛藤しているのか、
あらゆる可能性が考えられますが、やっぱり少し違和感でした。
でもたぶんベンヴォ―リオってそういう奴なんですよね。
マーキューシオの仲間でありたい、ロミオの理解者でありたい、みんなと一緒にいたい。
「どうやって伝えよう」まで、ベンヴォ―リオって自分で物事を決めていない気がします。
ロミオママに頼まれたからロミオを探し、マーキューシオに誘われたから仮面舞踏会に行く。
彼が初めて自分で自分の行動を決めるのは、「どうやって伝えよう」のラスト、
“子供のころから 何も隠さずに話してきた すべてを この俺が 伝えよう” の部分です。
(ジュリエットの死を知らせるのは自分の役目だと、まるで重たい荷物を自ら背負うかのように歌うこの場面が私は大好きです。初めてベンヴォ―リオが他人の肩を借りずに立っているように思えるからです。)
話を「決闘」に戻しましょう。
マーキューシオも生きている、ロミオも苦しんでいる、大切な友達どちらかを見捨てたくはないというベンヴォ―リオの優しさ(甘さ、の方が正しいかもしれません)が、ロミオと共に歌いつつキャピュレットと戦うという矛盾につながるのかなと思いました。
マーキューシオを失い、ロミオも傍にいない状況で初めて自分の意思を持ったベンヴォ―リオですが、
もし「決闘」より前に、マーキューシオとロミオが話し合う機会をベンヴォ―リオが設けていれば、あの悲劇は回避できたのかもしれないと思うと胸が痛みます。
今年のモチーフは水滴?
パンフレット内で演出家の小池修一郎先生は
そして今回21年版。美術と衣装に少し手を加え、映像デザイナーに気鋭の石田肇を迎えた。振付を含め基本的なコンセプトは17,19年版に準じている。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』パンフレットp.8より引用
とコメントを寄せていました。
この「美術」にタイトルの文字やポスター等のデザインが含まれるのかどうか分かりませんが、2021年版を初めて見たとき、かなり変わったなあ・・・と思いました。特に、ポスターに突如現われた水滴!
なぜ「水滴」が用いられたのかを考えるために、2017、19年のポスターと比較をしてみます。
2017年
2019年
2021年
変化ポイントとしてパッと思いつくのは
・タイトルのフォント
・色合い
の2つですね。
1つずつ見ていきます。
タイトルのフォント
2017年、2019年は明朝体風のフォントです。
それに対し2021年は筆ペン手書き風フォントに変更されています。
東宝版のポイントでもある、「近未来の街ヴェローナ」とこのフォントを重ね合わせると、私は「AKIRA」を思い出しました。
だからなんだ、って話ですが。笑
2017、19年版は正統派ロミジュリの香りが残るクラシカルな雰囲気でしたが、2021年版の手書き風フォントになるとより一層「退廃的な未来」感が増すのかもしれません。
色合い
2017年版は白・グレーがメイン(2019年も同じ色合い)
2021年版は赤、ネオンっぽい赤色がメインでキャストさんもカラー
パッと見ると、ここが一番大きい変化ですね。
2017、19年はキャッチフレーズが「愛か、死か」だったので、暗めのイメージを持たせるためにグレーを使ったとか?
2021年は「一瞬の出会いが 永遠の愛になる」がコピーとして使われ、「死」という言葉が入っていません。
愛を連想させる色として赤を多めに使ったのかもしれませんね。
モチーフ:水滴 とは?
2017、19年はポスターやパンフレットに白い布やそれを模したような白い曲線が多く登場します。
2019年のポスターが分かりやすいですね。
2021年版は白い布が無くなり、代わりに水滴が登場しました。
キャストさんの顔の周りに点々が見えるでしょうか。これ、水滴なんです。
ビジュアルブックの表紙も、まるでガラスが雨でぬれたようなデザインになっています。
なぜ水?
どうしても気になってしまったので、自分なりに妄想して考えてみました。
ポイントは水滴の付き方です。
水滴は、キャストさんの前にある見えない壁に付着しています。キャストさんの体ではない部分にも水滴が見えること、左上の黒羽麻璃央さんの指の陰で何かを押さえているように見えることからも分かるように、ロミオとジュリエットは見えない壁の中に閉じ込められています。(あくまでこちら側が自由な世界だと仮定した場合ですが)
そしてさらによく見ると、キャストさんの髪が濡れているように見えます。水があるのは壁の向こう側、ロミオとジュリエットがいる方だと分かります。
作中に雨やシャワーの表現はありません。
となると、水滴は涙なのではないでしょうか。
そして4人がいるのは「涙の谷」・・・?
涙の谷・・・ジュリエットの母が歌う歌の曲名。政略結婚させられたこと、ジュリエットはキャピュレット卿ではなく不倫相手との間に生まれた子ということが明かされる。
憎しみ、悲しみの渦巻く涙の谷で生きるロミオとジュリエットが出会うことで、涙の谷を抜け出し永遠の愛を手に入れる・・・
今回のロミジュリ(のポスター)は、「愛」に比重を置いて作られたのかな?と思いました。
それにしてもこの水滴、何でしょうね?
もしお答えを知っていたり、私はこう思う―!ってご意見があるかたはどしどし教えてください。
おわりに
今回はキャスト別感想をメインに書いてみました。
伊原六花ちゃんが素晴らしいということが伝われば本望です。
やっぱりロミジュリは素敵な作品でした!何回観ても飽きないのは楽曲と脚本の素晴らしさあってこそですね。
近未来の設定も嫌いじゃないです。(スマホとかメールは勘弁してほしいけど)
また再演があれば観に行きたいなあ。
それでは、
おあとがよろしいようで。
コメントはこちら