【感想】宝塚星組A日程『ロミオとジュリエット』も相変わらずパワフルでキラキラの世界だった。

【感想】宝塚星組A日程『ロミオとジュリエット』も相変わらずパワフルでキラキラの世界だった。

こんにちは。

観劇三昧OLです。

星組ロミジュリA日程 3/9 15:30公演を観てきましたー!

B日程の感想はこちら

今回はB日程との違いを中心に書いていきます。

それでは、

レッツゴー!

A日程出演者

●主な出演者

ロミオ       礼真琴
ジュリエット    舞空瞳
ロレンス神父    英真なおき
モンタギュー卿   美稀千種
モンタギュー夫人  白妙なつ
キャピュレット卿  天寿光希
ヴェローナ大公   輝咲玲央
ピーター      遥斗勇帆
キャピュレット夫人 夢妃杏瑠
ティボルト      愛月ひかる
死          天華えま 
ベンヴォーリオ   瀬央ゆりあ
パリス伯爵     綺城ひか理
乳母        有沙瞳
マーキューシオ   極美慎
ジョン       羽玲有華(A日程のみ出演)
愛         碧海さりお(A日程のみ出演)

●その他全日程出演者

音波みのり
大輝真琴
紫月音寧
漣レイラ
ひろ香祐
紫りら
音咲いつき
拓斗れい
朝水りょう
桃堂純
彩葉玲央
澪乃桜季
夕渚りょう
天希ほまれ
湊瑠飛
華雪りら
小桜ほのか
蒼舞咲歩
七星美妃
桜里まお
隼玲央

●A日程のみの出演者

桜庭舞
二條華
きらり杏
颯香凛
草薙稀月
麻倉しずく
都優奈
咲城けい
鳳真斗愛
瑠璃花夏
紘希柚葉
綾音美蘭
碧音斗和
麻丘乃愛
世晴あさ
光莉あん
大希颯
彩夏こいき
青風希央
愛花いと
凰陽さや華
咲園りさ
樹澄せいや

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愛月ひかるティボルトは思ってたより若かった

いい意味です!

宙組WSSでの愛ちゃんのベルナルドはもっとゴリゴリに怖い人(記憶の中では…)だったので、そのイメージでくるのかなあと思いきや

意外とローティーン感ある!

見た目はもちろんお美しいし色気ダダ漏れやし ♪ヴェローナ 始まる前の「オィ…」みたいな掛け声で鼻血でそうになりましたが、

「法律なんて気にしない」

「俺の強い味方 それはこのナイフ」

の歌い方とか雰囲気が、

大人に囲まれ、大人に期待されて育った少年が、弱い部分を隠して強がっている姿に見えました。

声のトーンかな。明るめに聞こえるお声で歌っていたからかもしれません。

瀬央ティボルトはもっとハードボイルドというか哀愁が漂っていたので、

愛月ティボ(19)

瀬央ティボ(25)

くらいの年齢の開きを感じました。

愛月ティボは、色んなことを諦めないといけないのを分かっているけど、それをそのまま受け入れることができずに悩んでもがいている感じ。ナイフは味方じゃなくて、こうなれたらいいのにという憧れの象徴

瀬央ティボは、既にもう色んなことを諦めていて、結構本気でナイフだけが味方(唯一信用できるもの)。

そんな感じがしました。

実は瀬央ティボ観た時(ナイフ味方…イタい…厨二病…)って思ったんですけど、愛月ティボはそんなこと思わなかったので、

たぶん漂わせてる年齢の違いがそうさせるのかもしれません。

人によってこんなに違うと思いませんでした。役替わり面白い!両方好き!!

…って文章を書いた後にこれを読みました。

以下、一部抜粋です。

小池氏は「Bは愛月が『死』。天華はロミオに近しく常に背後にいる感じだが、愛月の方は距離のあるところからにらみ、ずっと見ている。また、愛月のティボルトが悩み多くメランコリックであるなら、Bの瀬央は情熱的に突っ走っていくタイプ。見え方が違い、どちらも面白い」と評価した。

『礼真琴、ナイーブでセンシティブなシンプル衣装で“等身大”を表現…「ロミオとジュリエット」29日まで上演中!』スポーツ報知 3月11日16時16分配信より引用。https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e5c8e95d96674885196cc6718b7375d26eda67

あれ…

瀬央ティボは情熱的

私が感じた大人の哀愁はなんやったんやろ…私の感受性死んでるのか…?

まあいっか!人の感じ方はそれぞれ!!

皆様はどう感じましたか??

死を楽しむ死、天華えま

愛ちゃんの死が静かに誘う系の死だったので、天華えまさんの死はどんな感じなのか楽しみにしてました。

結論、どっちもいい。

衝撃的だったのは、ジュリエットママとロミオママが歌う♪憎しみ で「憎しみ」という単語が出てきた途端ニヤッと笑ったところです。

ゆーっくり口角が上がる感じ。

こいつめちゃめちゃ楽しんでる…となりました。

ほかの場面でも、誰かの死の香りを感じ取ったり負の言葉が聞こえると嬉しそうに笑うのが不気味でした。

イメージとしては、『デスノート』に出てくる死神のリュークに近いなあ…と。

原作読んだことないですが、ミュージカルのデスノートではリュークが「面白そうだから」という理由で人の住む世界にデスノートを落としました。(朧気な記憶)

天華えまさんの死も、誰かが争ったり不幸になったり死ぬことに対して喜びを感じているような表情をしていて、自分が楽しむためにグイグイ周りを巻き込んでいくタイプでした。

愛月ひかるの死・・・向こうから進んで自分の元に来るように魅力的な何かをばらまいてる。基本的に「来たいなら来れば」スタイル

天華えまの死・・・人が悲しむことは自分にとって最上級の喜びだからグイグイ周りの人を巻き込んでいく。「おいお前はやくこっちこいよ!俺暇なんだよ!!」スタイル

2番手さんは2番手にしかできない役作り、天華さんは天華さんにしか出せないエネルギッシュさを感じられて、とても楽しかったです。

どっちももう一回観たいなあ。

さらにパワーアップした礼真琴ロミオ

台詞の言い方、声の出し方、歌の歌い方、いろんな意味での表情が、前見たときより豊かになっていた気がします。

特にそれを感じたのは、2幕の決闘の場面と♪憎しみ~エメの場面

決闘の場面は、ロミオがティボルトに首締められたあとにすぐ歌い出す部分(歌詞忘れたごめんなさい)。本当に声がかすれてて、え、ほんまに首締められてた??と心配してしまいました。

歌ってる時点でリアリティなんてものはないですが、首締められてて解放されたあとの第一声は確かにかすれるよな…リアル追求してる…歌やけど歌じゃなくてこれはロミオの声なんだよな…と思わず考え込んでしまいました。

「ミュージカル」って面白いなと改めて感じた場面です。

♪憎しみ~エメの場面も、ロミオが感じている絶望感が歌にのっている感じが前よりも強くなっていて終始鳥肌でした。

好きな人と結婚してハッピーだったにも関わらず、親友を殺されて自分も人を殺してしまって追放を言い渡される、そんな人間が本当は歌えるわけありません。

でもミュージカルである以上歌わなければいけないし、音程は外せない。

「憎しみ…憎しみ…」の歌い方というか、息づかいが、心の奥底にある黒い感情を全てはき出しているような感じでした。

音程はばっちり合ってるけど、楽譜通りではなくて、自分の言葉として心からあふれ出してる感じ…

うーん。言語化するの難しい。

より台詞らしい歌になっていた気がします

東京公演の千秋楽は配信で観る予定なので、どこまでパワーアップするか楽しみ!

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失神しそうなフィナーレ

この前の記事では触れなかったので今回は書きます。

フィナーレ最高すぎんか!!!!

男役群舞→愛ちゃんが娘役侍らせて階段登場→男女ペア沢山で舞台全部使って踊り→男役群舞in愛ちゃん

はい最高。

まず始めの男役群舞。

「ヴェローナーーヴェローナーー」

ってひとしきり歌ってからの

「ヴェローナ…」

あああああああああああああ!!!!!!!

家で観てたら叫ぶ。めちゃかっこいい。

振り付けもええですよね…ゆっくり動く部分と、いま早送りした??ってぐらい細かくすばやく動く部分との緩急の差が見ていて飽きないしドキドキします。

でも愛ちゃんがいない…どこや…

となってたら上から娘役引き連れて出てくるなんて。

流石や…。

あそこみんながオペラ上げて愛ちゃん見るせいで、銀橋渡り始めた礼さんの拍手が音小さめなんですよね…。

いやみんな見るとこ一緒やん!

舞台中でペアのダンスが見られるのも、贅沢な気持ちになります。

お衣装も、色味こそ控えめですが縦長に見えるようなラインが入ってるしもちろんキラキラしてるし娘役さんのスカートのひらっとするもステキやし…。

気持ちがピークまで高まったところでとどめの男役群舞。

ダンス、めちゃ揃ってますよね…。

キレも動くタイミングも手足の角度もぴっちり揃っていると、見ていてとても気持が良いです。

自粛明けてからの宝塚、今までよりもダンスがめちゃくちゃ揃ったように感じます。すごいなあ…。

最後はもちろん巷で話題のカミソリデュエダン!

銀橋まででてきたら大体真ん中で決めポーズして終わりやのに、あなたたち通り過ぎていくのね…!

キレキレ高速やのに二人とも動きぴったりやし、足を後ろにかくっと上げるところ(エビのしっぽみたいに反り返ってるような…アレです)なんて足曲げる角度まで一緒よ!!

何より凄いのが、あの激しいダンスした後お辞儀するときに二人とも肩で息してないところ。肺活量なのか体力なのか分かりませんが、二人ともほんと化け物よ…(褒めてる)

本編は悲しいお話だとしても、フィナーレ見終わる頃にはニコニコできるのが宝塚の魔法であり魅力ですね

あ~~~めっちゃ楽しかった!もっと見たい!

円盤の発売が今からとても楽しみです。

おわりに

今回はようやく解禁された2階席での観劇でしたが、ダンスのフォーメーションがとても綺麗&頻繁に変わっていてそのあたりも楽しめました!

始めの♪ヴェローナ と仮面舞踏会の場面はたくさん人がいるので見応えあります。

あと、2幕の♪憎しみ~エメでバッと赤黒い照明に変わるところ(照明は赤いけど後ろのカーテンが黒い&場面の雰囲気的に黒く見える)がめちゃくちゃかっこよかったです。

そして、星組さん皆様ガラがお悪いこと。笑

皆さんご令嬢のはずやのに、客席にもガン飛ばしまくりメンチきりまくり。

2階にもその目力伝わりましたよ。

2階席は1階席に比べるとやっぱり距離を感じてしまいますが、上から見る方が楽しめる部分もあるのでやっぱり生の舞台って良いですね…。

はやく客席降りも最前列もお茶会も入り出待ちも、コロナで消えてしまった何もかもが取り戻せる日が来ますように。

それでは

おあとがよろしいようで。

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