はじめに
相変わらずの時差投稿です。
映画では見たことあったものの、
舞台は初見の『NINE』行ってきました。
映画見たときもストーリーがなあ…と思っていたので、あまり期待はしていませんでした。(好きな人ごめんなさい。個人の感想と思って見逃して…!)
舞台見終わったあとも正直、
ワケワカンナイ。
今回は舞台機構の感想が多めになります。てへ。
それではレポート、レッツゴー!
『NINE』概要
あらすじ
創作スランプに陥った映画監督のグイド・コンティーニ(城田優)は、新作の撮影が迫っているにも関わらず、構想が浮かばず苦悩していた。
そんな中、結婚生活に不満を募らせた妻・ルイザ(咲妃みゆ)に離婚を切り出されてしまう。グイドは妻との関係修復とスランプ打開の為、ルイザを連れてベネチアへ逃亡。スパのマリア(原田薫)が誘うベネチアの温泉で癒しの時を過ごす筈が、グイドの新作と離婚危機スキャンダルを喫ぎつけたマスコミが押しかけてきて休まる暇もない。その上、グイドの愛人・カルラ(土井ケイト)が追って来て、妻との溝も深まるばかり。
挙句に映画プロデューサーのラ・フルール(前田美波里)が、アシスタントで評論家のネクロフォラス(エリアンナ)を伴い脚本の催促にやってきた。撮影は4日後に迫っている。女性たちに翻弄され現実から幻想の世界へと迷い込んだグイドは、少年時代に戻り母(春野寿美礼)の元へ。さらには自身の性を目覚めさせた娼婦・サラギーナ(屋比久知奈)との出会いへと思いを馳せ、失った愛を追い求める。
迷走するグイドは、成功の鍵となる自身のミューズ、女優。クラウディア(すみれ)に新作映画への出演をオファーするが・・・
ミュージカル『NINE』公式サイト「STORY」より引用
https://www.umegei.com/nine2020/
12/5 キャスト
グイド 城田優
ルイザ 咲妃みゆ
クラウディア すみれ
カルラ 土井ケイト
サラギーナ 屋比久知奈
ネクロフォラス エリアンナ
スパのマリア 原田薫
母 春野寿美礼
ラ・フルール 前田美波里
リトル・グイド 大前優樹
DAZZLE
長谷川達也
宮川一彦
金田健宏
荒井信治
飯塚浩一郎
南雲篤史
渡邊勇樹
高田秀文
三宅一輝
彩花まり
遠藤瑠美子
栗山絵美
Sarry
則松亜海
原田真絢
平井琴望
松田未莉亜
観劇レポート
舞台上の空間の使い方
やっぱり一番印象に残ったのはこれです。
舞台の奥の方にひな壇的な席が用意されてて、
随時女の人が出てきて座り、歩き回り、歌い、話し、、、
後ろでそんなことが起こっている間も、舞台の前の方では物語が進んでいるので、オペラグラスで一点集中!みたいな見方は向いてない構成でした。
他にも、俳優さんたちの頭上(?)にスクリーン、紗幕っぽいスクリーンもあり、ところどころで字幕が出てくるので本当に目が忙しい。
客席から見た時、上から順番に
字幕や映像が出るスクリーン
↓
マンションの骨組みみたいなセット(中を歩き回れる)
↓
ひな壇(おしゃべりしてたり待機してたり)
↓
舞台前方(ストーリー進めている)
と4層に分かれている面白い構造。
でも英語の歌とか台詞とか、舞台前方+スクリーンの字幕セットで眺めたいのにちょうどよく視界に収まらなくて大変でした。
気がついたら字幕ばっか追っててお芝居見れてないシーンがいくつもありました。
面白い構造ではあるけど、もう少し客席(特に2階、3階席)からの見え方気にしてほしかったな、というのが率直な感想です・・・。
英語と日本語のハイブリット舞台
これもうわさで聞いてはいたもののやっぱり驚きました。
しかし城田優さんの「Guido’s Song」はマジでよかった…。
向こうのミュージカルを観ている感覚になりました。生で観たことないけど。笑
日本語って良くも悪くも音に言葉がしっかり乗ってしまうような気がしていて、
英語だと音楽の中で言葉が流れているというか、月並みな言い方になるけど、音楽の中で台詞を『話している』ように聴こえるんですよね。
日本語は音楽先行で音楽に合わせて言葉の緩急をつけているように聴こえるけど、
英語で聞くとまさに歌詞は台詞で、話しているその感情に合わせて音楽が付いてきている感じがします。
その雰囲気を日本の劇場で感じられたのはとても楽しかったし、
下手な訳詞つけて曲の雰囲気ぶち壊しにするぐらいなら英語のままでいいかなーって思いました。
ただね、
ただね!!!!
前述したスクリーンの位置が問題よ・・・。
英語できないのが悪いんやけどな・・・
字幕と人まとめて見るのは難易度高かった・・・。
字幕問題さえ解決したら、完全に日本語版にしなくてもいいかなあと思える演出でした。
前田美波里さんのダルマ姿にしびれた
いや~~~~~
これマジですごかったです。
あ、ダルマっていうのはこんな衣装ね↓
ワンピース型の水着みたいな、レオタードみたいなやつ。
『Folies Bergères』ってナンバーでこんなやつ着てはってんけど、
最初は美波里さん普通のお衣装でね、
なんなら他のダンサーさんたちがこんな感じの衣装着てて羽根つけて踊ってて、
ちょいしょぼめ(ごめんなさい)の宝塚っぽいなあ~と思いながら見てたのね。
で、美波里さん途中捌けてまた戻ってきたらダルマ着ててさ・・・
お年のこと考えても、あんなに露出度高い服着こなせるのすごい。
スタイルも抜群。
オーラもすんごくてな。舞台上が一気に華やかになってな。
姉さんすごいよ・・・。
全体的にあんまり色味の無い舞台やったけど、
このシーンは衣装も照明も華やかでワクワクしました。
おわりに
おわかりいただけただろうか。
内容ぺらっぺらなことに!!!←
いやほんと私には向いてなかったヨ・・・。
幕間休憩中は潮の音が流れててサラギーナ感じられたり歌うまい人がたくさんいたのは良かったんやけどな、
そもそもNINEの元々の話をよく分かってないおこちゃまには難しかったネ。
内容について触れるとしたら、
浮気男は嫌い。
それぐらいですね。
時間あるときにもう一度映画見直してみようっと。
それでは、
次回は宙組アナスタシアの観劇レポでお会いしましょう。
おあとがよろしいようで。
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